東京の運送会社、シゲタイーエックスです。
春を迎え進学や就職など、新しい生活を始める方もいるのではないでしょうか?今回は引っ越しの費用を少しでも抑えたい方に向けて、軽貨物運送業者を利用した引っ越しについて解説します。メリットや注意点だけでなく、料金の目安と業者の選び方も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
引っ越しもできる「軽貨物運送業者」とは?
「軽貨物運送業者」とは、軽自動車で荷物を運ぶ運送業者のことです。ここでは軽貨物運送業者について、車種やメリット、注意点について詳しく解説します。
軽貨物運送業者が使用する車種
軽貨物運送業者では、軽トラックやバンなどの軽自動車を使用します。
軽自動車の規格は以下のとおりです。
- 排気量:660cc以下
- 長さ:3.4m以下
- 幅:1.48m以下
- 高さ:2.0m以下
ネット通販などを利用した際、軽貨物車両で配達している運送業者から荷物を受け取ったことはありませんか?
積載量は少ないものの、引っ越し先で家財道具を揃える場合など、荷物が少ない場合は軽貨物でも対応できます。
特に単身赴任や、学生などの1人暮らしを始めるときなどにおすすめです。
軽自動車は、四輪以外にも三輪自動車も該当します。
軽貨物運送業者を利用するメリット
軽貨物運送業者で引っ越しをする場合のメリットは、料金の安さと融通が利く点です。
ひとつずつ詳しく解説します。
料金が安い
軽貨物運送業者で引っ越しをする大きなメリットは、料金を抑えられる点です。
理由は大手の引っ越し業者に比べて、運送の規模が小さく済むためです。
たとえば大手引っ越し業者は、単身の引っ越しでも「2tトラック+従業員2人」の場合が一般的です。
軽貨物の場合は「軽トラック+ドライバー1人」で済むので、料金が安くなる傾向にあります。
融通が利く
軽貨物運送業者は個人事業主が多いため、融通が利きやすい点もメリットです。
たとえば急な転勤で単身赴任が決まった場合などでも、対応できる場合もありますので一度相談してみることをおすすめします。
また事情によりスケジュールが変更になった場合なども、柔軟に対応できる可能性が高いでしょう。
軽貨物運送業者での引っ越しは、配送日時やルート荷主の要望に合わせられるフットワークの軽さがメリットです。
軽貨物運送業者を利用する際の注意点
軽貨物運送業者で引っ越しをする際は、荷物の梱包・積み降ろしなど自分で行う必要がある点です。
大手の引っ越しパックなら、梱包や積み降ろしもできるサービスがあります。
しかし軽貨物の場合はスタッフがドライバー1人であることが多く、全ての作業を依頼できない場合があります。
オプションとして提供している軽貨物業者もありますので、一度問い合わせてみましょう。
また軽自動車の最大積載量は350kgのため、荷物の量によっては1回で運べないケースもありますので注意が必要です。
軽貨物運送業者に引っ越しを依頼したときの料金相場
多くの軽貨物運送業者が「引っ越し運賃料金」を設定しています。
ほかにも、ほかにも距離や時間に割増料金を加えて計算する方法などさまざまです。
ここでは赤帽(全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会)の料金を参考に紹介します。
引越運賃料金
赤帽首都圏で設定している引越運賃料金は13,750円(税込)です。
1台1行程でドライバー1名での対応です。
また土曜と日曜、祝日は2割増、繁忙期には1割増の料金になります。
荷物の量や作業内容、使用台数や移動距離など条件によって運賃料金は変わりますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。
距離制運賃料金
距離制運賃は、実際に荷物を積んで走った距離で計算します。
条件によっては、上記料金に諸料金が加算されます。
【諸料金の例】
- 作業料金:550円(積込や取卸など、15分ごとに加算)
- 待機時間料金:1,100円(30分ごとに加算)
※引っ越し料金の場合、特殊物件という品目にあたるため、上記の基本料金に2~4割増しされることが一般的です。
時間制運賃料金
時間制運賃には、条件によって以下のような割増運賃が設定されています。
- 休日割増(日曜・祝日):2割増
- 深夜・早朝割増(午後10時~午前5時):3割増
- 地区割増料金(東京23区・大阪市):440円
※引っ越し料金の場合、特殊物件という品目にあたるため、上記の基本料金に2~4割増しされることが一般的です。
軽貨物運送業者の選び方
軽貨物運送で引っ越しをする場合、以下の視点で業者を選ぶのがおすすめです。
- 依頼したい内容に対応しているか
- 予算に合った料金か
- 信頼できる業者か
依頼したい内容に対応しているか
依頼したい内容の作業を引き受けてもらえるか、事前に確認が必要です。
たとえば前日に積み込んだり、大きい家具を部屋からトラックまで運んだりなど、自分の希望を業者に伝えましょう。オプションとして料金が発生するケースもありますし、そもそも引き受けてもらえないことも考えられます。
引っ越し先の状況も含めて、自分でできる作業と依頼したい内容を整理しておくのがおすすめです。
予算に合った料金か
引っ越しには荷物の運送費用のほかにも、入居費用や家財道具の購入などさまざまなお金が必要です。全体予算の中で、荷物の運送にかけられる予算に見合った料金か確認しましょう。
運送料金は荷物の大きさなどだけでなく、配送するタイミングによって夜間・休日料金が発生したり、積込・取卸に別途料金が発生したりします。
予算を超える場合は、トラックへの積み込みは自分で行うことなどで料金を抑えられます。
信頼できる業者か
信頼できるかどうかも、依頼する業者を選ぶときに大切なポイントです。自分の大切な荷物を預けますし、万が一配送中に事故などのトラブルがあると、予定どおり引っ越しができなくなる可能性もあります。
わかりやすいのは、引越事業者有料認定制度(引越安全マーク)を取得している業者です。引越安全マークとは、安全・安心な引越サービスを提供できると認定された引越業者が認定を受けられるマークです。全日本トラック協会が認定・交付をおこなっていて、平成26年に創設された制度です。
もっとも、こちらの認証制度は軽貨物事業者向けの認証ではなくトラック運送事業者向けの認証ですが、中には顧客のニーズに合わせてどちらの車両も保有しているという会社もあります。
全日本トラック協会のホームページで、引越安全マーク取得業者を確認できます。
まとめ
今回は、軽貨物で引っ越しするメリットや料金相場、業者の選び方を紹介しました。
簡単にまとめると以下のとおりです。
- 軽貨物は少ない荷物の引っ越しに便利
- 料金が安く融通も利く点がメリット
- 料金は距離制と時間制がある
軽貨物での引っ越しは、自分の都合に合った業者を選ぶことが大切です。
とはいえ引っ越しにかかる費用は、できるだけ安く済ませたい方もいると思います。そんな時は、シゲタイーエックスの「セルフ引っ越しサービス」がおすすめです。お客様ご自身で荷物の梱包や搬入出をしていただいたり、東京23区内発着などの条件があります。しかし、軽バンであれば8,000円からとリーズナブルですし、普段乗りなれない車を運転する必要もありません。
2トントラックでの対応も可能ですので、荷物が多い引っ越しでも安心です。「セルフ引っ越しサービス」の詳細はこちらをご覧ください。
配送や引っ越し関連でお悩みがありましたら、いつでもシゲタイーエックスにお問い合わせください!
軽貨物から2トントラックで、お客様の配送部門として配送業務を担います。