家族や仲間と車で遠出をするのは楽しいものですが、長距離の運転に不安を持っている方もいるかもしれません。
もし事故やトラブルを起こしてしまったら、楽しい旅行が台無しになってしまいます。
そこで今回は
- 長距離運転が疲れる原因
- 疲れないための5つのコツ
- 疲れたときにどのようなリスクがあるのか
について解説します。
この記事を読めば、長距離運転の前にどのような準備をすべきかや、運転中のポイントがわかります。
少しでも疲れを軽減して、安全な運転を楽しめるようにしましょう。
長距離運転が疲れる原因
ここでは、長距離運転がなぜ疲れるのかを解説します。
- 同じ姿勢が続く
- 目が疲れる
- 精神的に疲れる
長時間運転をする際には、上記の状態にならないように意識しましょう。
同じ姿勢が続く
長距離運転において、同じ姿勢が続くことは疲れる原因の1つです。
長時間同じ姿勢だと血流が悪くなり、特に首や腰、肩などに疲れがたまります。
体を動かすことで悪くなった血流が改善できますので、長距離運転をする際は定期的な休憩が効果的です。
また安全に配慮したうえで、運転席の座席を適度に動かして姿勢を変えることも有効です。
目が疲れる
目が疲れることも、長距離運転において疲れる原因の1つです。
運転中、目は常に道路や前方の状況を見続けるため疲れがたまります。
長距離運転をする際には、定期的に目を休めることが大切です。
また目の疲労には、日光や対向車の強いヘッドライトなども影響しますので、適切な環境を整えることもおすすめです。
例えば運転席の頭上にあるサンバイザーを使用したり、夜間は休憩の回数を増やしたりすることで、目の疲れを和らげることができます。
精神的に疲れる
長距離運転は、同じ景色を見つづけたり同じ姿勢を続けたりすることで、身体的だけでなく精神的な疲れも引き起こすことがあります。
運転中は信号や標識を見たり、歩行者がいればスピードを落としたりと判断の連続です。
また夜間や天気が悪いときなどは、見落としや操作ミスがないように、さらに注意深い運転が必要です。
精神的に疲れたときも、一度車を停めて休憩を挟みましょう。
長時間運転しても疲れないための5つコツ
ここでは、長距離運転をする際に疲れないためのコツを5つ紹介します。
長距離を運転する際、ひとつでも実践して安全な運転を心がけましょう。
1.適度な休憩をとる
運転中に疲れがたまりすぎると、注意力が低下して事故の原因になる可能性があります。
そのため、適度な休憩をとることが重要です。
必要な時にすぐ車を止めて休憩できるよう、混雑しない道路を選ぶこともポイントです。
長時間運転をしていると同じ姿勢が続き血流が悪くなりますので、休憩の際は軽いストレッチなど身体を動かすことも大切です。
また、判断の連続である運転から離れることで、精神的にリラックスできる点も休憩のメリットです。
2.自分のペースで走る
自分のペースを守ることも、長距離運転で疲れないためのコツです。
特に高速道路で法定速度より遅いスピードだと、周りに迷惑をかけるのでは、と心配になる人もいるのではないでしょうか?
しかし自分のペースを崩してしまうと、操作ミスに対する恐怖などで精神的な疲れが増すこともあります。
ふだんスピードを出すことに慣れていない人は、自分のペースを守って運転しましょう。
3.快適な衣類を着る
長距離運転で疲れないためのコツとして、快適な衣類を着ることもおすすめです。
長い時間運転する際は、タイトな服ではなくサイズに余裕がある服を着るようにしましょう。
スウェットパンツやTシャツなど、普段から着慣れている衣類ならさらに効果的です。
運転以外のストレスを省くことができますので、疲れを軽減できます。
4.好きな音楽をかける
音楽は体と心をリラックスさせ、疲れを軽減する効果があります。
特に長距離運転で疲れがたまりがちな時は、エネルギーを補充するような音楽をかけることで、気分を高揚させることができます。
単調になりがちな運転でも、音楽を聴くことで時間の経過が早く感じられる効果も。
好きな音楽をかけて、自分のペースで快適な運転を楽しんでみてください。
5.健康的な飲食物を用意する
長時間運転を続けることが分かっているときは、健康的な飲食物を用意しておきましょう。
噛むことで脳が刺激され、眠気や疲れを軽減できるためです。
栄養が偏るようなものではなく、コンビニで買えるナッツやお茶がおすすめです。
ただし、コーヒーなどのカフェインによる眠気の軽減を期待しすぎて、無理な運転をしつづけないようにしたいものです。
疲れるとどんなリスクがある?
長距離運転の疲れによって、以下の影響が出ることも忘れてはいけません。
- 集中力が低下する
- 反応時間が遅れる
- 眠気が出る
このような状態になると、事故リスクが高まり非常に危険な状態です。
集中力が低下しているときは、道路の状況を正確に把握することが難しくなりますし、運転中の眠気による事故のリスクは避けなければいけません。
信号や標識、歩行者の状況などに対する反応が鈍ってしまうことも、事故の原因となります。
長い時間運転するときは、事故のリスクを少しでも下げるために、疲れがたまらないようにしましょう。
まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今回は長距離運転をする際に疲れないための5つのコツと、疲れる原因やリスクについて解説しました。
内容をまとめると以下のとおりです。
・長距離運転が疲れる原因には、同じ姿勢が続くことや目が疲れること、精神的に疲れることなどがある
・疲れないためには運転前の準備と運転中のコツを生かす
・疲れると事故リスクが高まる
今回ご紹介したコツを実践して、少しでも安全で疲れない長距離運転をしてください。
運転する際は、自分の体調にも気を配りながら安全運転を心がけましょう。