2トンショートとは
2トンショートとは、一般的に全長5m未満の2トントラックです。
2トンショートは、2トントラックの中で、一番小回りの効くクラスです。取り回しがよく、狭い道であっても乗用車が通れる道なら、入れる可能性が高いため、都内の納品で活躍します。ただし、2トン車規制や高さ制限により通れない場合もあります。
2トンショート箱車(アルミバン)は、全長約4.9m前後
2トンショート平ボディは、全長4.7m未満が一般的なサイズです。
2トンショート箱車(アルミバン)
車両 外寸 | 長さ 484cm | 横幅 189cm | 高さ 278cm |
---|---|---|---|
荷台 内寸 | 長さ 300cm | 横幅 175cm | 高さ 178cm |
上記 サイズは、写真のトラックのサイズです。同じ箱車でも車両によって違いがあります。
2トンショート箱車(アルミバン)の荷台の内寸サイズについて
2トンショート箱車(アルミバン)、荷台内寸の長さ
荷台内寸の長さが 300cm前後のものを2トンショートと呼びます。昔の長さの単位で、10尺≒3.03mなので、10尺(じゅっしゃく)と呼ばることがあります。
また、430cm前後のものを2トンロングと呼びます。こちらは、14尺≒4.24mということで、14尺(じゅうよんしゃく)と呼ばれることがあります。
その他、ショートとロングの中間のセミロングや、ロングよりさらに長い超ロングなどがありますが、一般的にはショートとロング多いです。
2トンショート箱車(アルミバン)、荷台内寸の幅
2トンショート箱車(アルミバン)は、荷台内寸の幅が 175cm前後であるものが一般的です。この幅は 標準幅 と呼ばれます。2トントラックでは、幅205cm前後のものを ワイド と呼びます。
ただし、2トンショートの車両はすべて標準幅になるので、2トントラックのショートワイドという車両は一般的に作られていません。ワイド幅が必要な場合は、2トンロングのトラックになります。
また、2トンショート箱車(アルミバン)では、荷台の箱がキャビン(運転席のある部分)よりも少しはみ出して作られることが多く、多くは1ナンバーとなります。
2トンショート箱車(アルミバン)、荷台内寸の高さ
荷台内寸の高さについてはオーダーメイドができるので様々ありますが 当社の2トンショート車は使い勝手を考慮し180~200cm前後にしています。
都内に多いビル搬入の際に、高さ制限、2.8mや高さ制限3.1mがよくあります。
これらの制限があると、4トンのトラックではほぼ搬入不可能となりますので、2トントラックが活躍します。
2トン ショート平ボディ
車両 外寸 | 長さ 468cm | 横幅 169cm | 高さ 196cm |
---|---|---|---|
荷台 内寸 | 長さ 300cm | 横幅 160cm | 高さ cm |
サイズは、写真の車両のサイズです。
2トン ショート平ボディの荷台の内寸サイズについて
2トンショート平ボディ、荷台内寸の長さ
荷台内寸の長さが 300cm前後のものを2トンショートと呼び、430cm前後のものを2トンロングと呼びます。
さらに長いサイズで、荷台内寸の長さが500cm前後の2トン超ロングが2トントラック最大のクラスです。
2トンショート平ボディ、荷台内寸の幅
2トンショート平ボディは、荷台内寸の幅が 165cm前後のものが多いです。まれに拡幅仕様で175cm前後のものもあります。
205cm前後のものは ワイド と呼びますが、2トンショートの車両はすべて標準幅になるので、
2トン車のワイドショートという車は一般的に存在しません。
2トンショートの平ボディの場合は、車両の外寸の長さが4ナンバー規格の4.7mに収まるため、
荷台の外寸を1.7m以下、高さを2.0m以下にに抑えて4ナンバーとして登録することが多いです。
4ナンバー規格は、5ナンバー規格と同じサイズなので5ナンバーミニバンとほぼ同じようなサイズ感となります。
4ナンバー規格にすることで、一般のコインパークに入庫しやすくなったり、高速道路料金などの費用を抑えることができます。
2トンロングの平ボディになると、長さが4ナンバー規格に収まらないので、幅を15cmほど拡幅して、荷物をより沢山つめるようにすることが一般的です。
2トンショート平ボディ、荷台内寸の高さ
平ボディは、屋根が無いことが最大の特徴で、メリットにもデメリットにもなります。
あおりの高さは、40cm程度しかありませんが、安全に固定し配送が可能なら背の高い荷物を積むことが出来ます。
クレーンでの積み下ろしができるのは、箱車にはないメリットであり、工事現場や機械の搬入で大活躍します。
しかし、雨濡れにはめっぽう弱く、水濡れ厳禁の荷物は悪天候時には運べません。