2021年10月13日の教育訓練研修をまとめたページです。
文章制作:太田リーダー

玉掛け作業とは、クレーンを使用する作業を行う際に、クレーンのフックに荷を掛けたり、外したりする作業のことです。

1.吊り上げ中の荷物に直接手で触れない。

荷物が揺れたりして止めようと手で押さえず、介離(かいしゃく)ロープで引っ張るか、手鉤(てかぎ)で荷を押すなどして吊り荷との距離を確保して作業する。

2.玉掛け作業中は立ち位置が大事

玉掛け資格がなく、作業を手伝う場合。荷物の下や、導線の下には入らないようにする。常にクレーンがどの向きに倒れてくるか予想しながら作業し、逃げる用意をしておく。作業中は決して吊り樹から目を離さない。トラックのキャピンも安全ではないので吊り荷が見えないなら中で待機はしない。

その他の注意事項

  • 風や突風の日は特に注意する
  • 移動式クレーンの足場固定が安定した場所であるか確認する
  • 介錯ロープを玉掛け作業員が安全な位置に上がるまで確保管理しているか目視する。
    (トラックの荷台のフックやその他の固定物に引っ掛かりクレーンを上げていくとバランスを崩して転倒する危険がある)
  • 作業中はおしりをついて座らない。
    (おしりをついていると逃げる動作が遅くなるので逃げ遅れる可能性が高い)